4.10. サーバ¶
サーバツールは Mercurial 内蔵のウェブサーバのラッパーです。 起動すればどんなコンピュータでも HTTP ポートでサービスを開始し、 リポジトリの閲覧や、クローン、プルだけでなく、サーバ設定を変更して許可することで プッシュも可能です。
ツールバーボタン:
:guilabel:`開始`
ウェブサーバを開始します
:guilabel:`中止`
ウェブサーバを停止します
:guilabel:`ブラウザで開く`
既定のブラウザを起動してリポジトリを表示します
:guilabel:`設定`
リポジトリのテーマ、説明、アクセスポリシーの設定をします
設定 ボタンを押すとそのリポジトリの設定ダイアログが開きます。 サーバ設定の詳細については Mercurial の Wiki を参照してください。
4.10.1. 複数のリポジトリ¶
1つのウェブサーバプロセスで複数のリポジトリを運用したい場合は hgwebdir.conf
という名前のテキストファイルを作成し、そのファイルに次のような設定を記述してください:
[paths]
/ = /path/to/repositories/*
左辺の '/' はウェブサーバにアクセスするときのパスで、右辺はローカルリポジトリの ディレクトリパスです。ここに複数の項目を記述することができます。
この設定ファイルを使用するためにウェブサーバダイアログを右クリックメニューから ではなく、コマンドラインから hgtk serve --webdir-conf=hgwebdir.conf を実行して起動してください。
4.10.2. コマンドラインからの実行¶
サーバツールはコマンドラインから起動することもできます:
hgtk serve [OPTION]...
web server
options:
--webdir-conf name of the webdir config file
use "hgtk -v help serve" to show global options